第5分科会「司法書士の司法書士による司法書士のための生活再建支援塾!」の紹介です!

第5分科会 司法書士の司法書士による司法書士のための生活再建支援塾!

 

みなさんは現在メディア等にて債務整理を行う弁護士や司法書士が取り上げられていることを知っていますか?

生活再建支援推進委員会では、その話題となっている不適切な債務整理事件処理を行う弁護士・司法書士事務所(以下「大量広告事務所」といいます)を取り上げます。また、同時に債務整理をやったことのない司法書士の苦手意識を緩和したいとの思いから、債務整理事件における相談者との模擬体験をロールプレイング形式で行います。

未経験者にとってハードルが高い初回相談において、どのような事を聴いたらいいのか!?ベテラン司法書士は実際にどういう相談をしているのか?体験できるようなロールプレイングを考えております。

近年、債務整理事件自体が減少傾向にあると思われていましたが、当委員会としては、ただ大量広告事務所に事件が流れていただけであると考えており、今後、大量広告事務所が規制されることにより個々の事務所で債務整理事件を取り扱う機会が増えてくるものと思われます。登記案件の総数が減少傾向にある今、債務整理事件に光を当て、さらに依頼者の真の生活再建を模索することで、司法書士個人のレベルアップを図ります。

しずおか全国研修のテーマである「なんとかならんか!」という目の前の問題に目を向けその解決策を提示することで、債務整理や裁判業務に苦手意識のある司法書士に対し、少しでも興味を持ってもらい、かつ翌日の業務に使えるという、まさしく「明日から何とかなる!」講座内容となっておりますので、ぜひともみなさん参加してみてください。

開催日:令和6年11月2日(土)

分科会:第5分科会

講 師:司法書士 川上真吾氏(長野会)

内 容:第1部 大量広告事務所や債務整理に関する基調講演

    第2部 債務整理事件の相談対応に関するロールプレイング

 

(合宿でのロールプレイングの様子)↓↓↓

第10分科会「「生きる」を支える専門家とは~大川小学校津波被災事件国家賠償訴訟から考える~」の紹介です!

分科会を担当する本人訴訟支援研究会は、裁判書類の作成や簡裁訴訟代理等にとらわれず、依頼者にとって一番いい紛争解決の形を見つけ、提案することを目指しています。

 

本分科会では、大川小学校津波被災事件を題材に、被害者に寄り添う法的支援の重要性を学びます。
前半では、実際に裁判を担当した弁護士が事件の経緯や判決の意義を具体的に解説。
後半のパネルディスカッションでは、本件訴訟代理人弁護士2名、二度と同じ悲劇を繰り返さないために本件訴訟を映像化した映画監督及び学校での紛争解決に関わっている司法書士の4名が、当事者にとっての紛争解決とは何かを問い直し、第三者としての関与の仕方について議論します。

 

また、今回登壇いただく、吉岡和弘弁護士、齋藤雅弘弁護士、寺田和弘監督の映画「生きる」の予告編が下記URLからご覧いただけます。分科会に参加予定の方もそうでない方も是非ご覧ください!

 

映画『「生きる」大川小学校 津波裁判を闘った人たち』予告編  
https://www.youtube.com/watch?v=w7-Zww8lRIw

 

静岡という南海トラフ地震などの大地震のリスクが高い地域だからこそ、災害時の法的支援について改めて考えるいい機会です。
司法書士として、どうやって被災者に寄り添い、最適なサポートを提供していくか、その具体的な方法を一緒に学んでみませんか?
法的支援のあり方を一緒に学び、実際の現場でどう活かしていけるかを考える貴重なチャンスです。ぜひご参加ください!

第11分科会「意見の表明とキャンセル・カルチャー~よりよい共存社会の実現のため~」の紹介です!

第11分科会「意見の表明とキャンセル・カルチャー~よりよい共存社会の実現のため~」を担当している憲法委員会です。

 

 近年、インターネットとソーシャルメディアの急速な普及により、私たちは情報発信の手段を多様化させ、また大量の情報を受信することが容易になりました。この変化は、個人が意見を自由に表明し、広範囲にわたって共有できるという利点をもたらした一方で、SNS誹謗中傷被害の増加、デマ情報の拡散、プライバシーの侵害など、ソーシャルメディア上の表現が社会に及ぼす負の側面も浮き彫りになっています。

 

 そして、最近ではSNSを中心に「キャンセル・カルチャー」と呼ばれる現象が注目を集めています。人気バンド「Mrs. GREEN APPLE」のミュージックビデオが炎上した問題は記憶に新しいかと思います。

 

「キャンセル・カルチャー」は、「ある人について差別的傾向や不適切な言動があった事実などを指摘し、その職や社会的信用をはく奪するよう働きかけること」と説明されますが、表現の自由を事実上抑制しようとしたりする側面と、キャンセルを呼びかける側の表現の自由との間で、まだまだ法的には整理されていない分野であると言えます。

 

そこで、本分科会では、武蔵野美術大学の志田陽子教授をお招きし、「キャンセル・カルチャー」を正面から捉え、学び議論していきたいと考えています。

 

多くのみなさんのご参加をお待ちしています。

黒はんぺん

静岡のはんぺんは、黒はんぺんになります。子供のころからこれしか知りません。

少し焼いてから、しょうが醤油で食べるのが一般的かなと思いますが、おでんやそのままで食べたり、いろんなところで活躍します。イワシのもの、サバでつくったものなどがあり、スーパーで普通に買えます。静岡県民はみんな好きですよ。

 

第6分科会「司法書士が未成年後見に取り組む意義」の紹介⑤です!

 

令和6年5月18日(土)、リーガルサポート静岡支部の通常総会に来賓としてお招きした始関正光先生に、「成年後見業務における司法書士への期待」と題して講演していただきました。

 

始関先生は、裁判官を退官後、東京経済大学現代法学部教授に就任されるとともに、リーガルサポート本部の業務審査委員も引き受け、司法書士の成年後見制度を通じての活動にご理解とご協力くださっています。

 

講演において、先生は、裁判官在任中、成年後見事件について、「よりふさわしい成年後見人の選任」を心掛けたと振り返られました。その中で、司法書士は最も頼りになる存在だったと仰っていただきました。

 

なぜ司法書士が裁判所から頼りにされるようになったのか?

 

一つは、「司法書士が積み重ねた実績」、登記業務から訴訟業務、成年後見業務への業務拡大を勝ち取るに至る先人の努力が、信頼の拠り所であったとのことでした。また、司法書士には、「成年後見センター・リーガルサポート」という組織があり、会員の執務を管理・審査するシステムが確保されている。このような組織・システムは、他の専門職団体にはないものであり、それが司法書士の能力担保、執務への信頼につながっているとの評価でした。

 

もう一つは、「チャンスにおける機敏な対応」であると指摘されました。現在、第二期成年後見制度利用促進基本計画に基づいて、成年後見制度と総合的な権利擁護支援策の見直しが進められています。我々司法書士は来る制度改正に機敏に対応することで、その期待に応えなければなりません。

 

また、リーガルサポートが、未成年後見制度に関する事業を公益目的事業に加えたことに言及しました。先生は成年後見と未成年後見では後見人に求められる事務が大きく異なるとの認識を示されましたが、そうであったとしても我々司法書士は裁判所や社会から求められる期待に応えなければなりません。

 

成年後見と未成年後見とは違うとか、未成年後見は大変そうと尻込みするのではなく、これも業務拡大の新たなチャンスであると捉え、できることから機敏に対応していこうではありませんか。

日本最古の卵料理

日本最古の卵料理として知られる「たまごふわふわ」は静岡県袋井市内のお店でお目にかかることができる郷土料理です。だし汁をしっかり泡立てて卵でとじたもので、泡を食べているような感覚ですが、しっかり味がついていて、半分食べただけでも、なんだかお腹が満たされます。写真は袋井温泉和の湯。とらふぐ入りのたまごふわふわと一緒に食べたふぐ雑炊。ふぐの身がしっかり入っており、特別な時間を過ごせました。

全青司石川役員会

9月14日、金沢市で開催された全青司役員会に出席しました。途中の高速道路では所々工事による片側通行があり、震災の爪痕が残っていることを実感しました。

役員会では、当日の進行や研修の内容面について質問を受けつつ、過去の研修会での経験を踏まえた沢山のアドバイスや応援の言葉をもらいました。

*玻璃*

第6分科会「司法書士が未成年後見に取り組む意義」の紹介④です!

 

未成年後見に関する分科会の準備チームは、子どもの権利擁護活動全体について情報収集するべく、関係機関を訪問し、勉強会を開催しました。

 

第2回は、7月9日(月)、静岡県中央児童相談所を訪問しました。

ここでも子どもの権利擁護活動は大半が児童虐待への対応であるとのことでした。法令上の権限があることから、施設入所や里親(養子縁組)を見据えたものとなっていました。それとともに、児童相談所を中心として、家庭、学校・保育園・幼稚園、役所・保健センター、病院、警察、施設、里親などの関係機関が連携して行われているとのことでした。

沼津牡蠣センター カキ小屋

先日、沼津深海水族館の記事を書きました。

沼津港そばなので、食事をするところはたくさんありますが、毎回立ち寄るのが、カキ小屋食堂です。特に好きなのが焼き牡蠣で、店員さんが目の前で焼いてくれます。醤油だれで、香ばしく、食欲をそそります。生カキは産地の異なる牡蠣を味比べできます。栄養満点で、体力が一気に回復します。

 

第6分科会「司法書士が未成年後見に取り組む意義」の紹介③です!


未成年後見に関する分科会の準備チームは、子どもの権利擁護活動全体について情報収集するべく、関係機関を訪問し、勉強会を開催しました。

まず最初、5月16日(木)に、島田市子育て応援課を訪問しました。
そこでは、主に児童虐待が疑われる事案に対応していて、島田市の各学校に週に数回出動しているとのことでした。その緊急出動の回数に、まるで救急隊と同じだなと驚きました。
彼らは、法令上の権限が規定されているわけではない中で、児童・親・学校・児童相談所をつなぐ役割を献身的に果たしています。「分離が目的ではない」、「子どもには家庭の中で育ってほしい」との言葉が印象的でした。