全体会

調

講師 泉房穂 氏
専門家による、社会の変え方。
講師泉 房穂 氏

INTRODUCTION 実行委員会による紹介文

泉先生が政治家を志した原点は、障害を持った弟さんに対する周囲の対応が余りにも冷たく、「冷たい社会」へ『復讐』したいと思ったことだそうです。
平成23年から12年間兵庫県明石市長を務め、その間、子どもを大切にする街づくりを推進し、子どもの医療費や給食費の無料化、養育費の立替払制度などの画期的な政策を実現されました。前例に囚われない発想と実行力は、制度を変えて社会をより良くする気概に満ちており、学ぶことが多いと考えます。
泉先生は、市政の本質を見極め、どうすれば市民に優しい町を作れるかを常に考えて市政運営を行ってこられました。泉先生の既得権益を持つ者との軋轢を恐れず改革を実行していく勇気と行動力は、日々「なんとかならんか!」と思いながら実務対応に当たる我々青年司法書士が、社会をより良くするための行動を起こす際の大きなヒントを与えてくれるに違いありません。

PROFILE 講師プロフィール

弁護士・社会福祉士・元衆議院議員・前明石市長
昭和38年8月19日生(60歳)東京大学教育学部卒
NHKディレクターを経て平成9年より弁護士、平成12年いずみ法律事務所を開設し、庶民派弁護士として活動。
平成15年から平成17年まで衆議院議員。犯罪被害者基本法や振り込め詐欺防止法などの議員立法を担当。
平成23年から令和5年まで明石市長
18才までの医療費無料、第2子以降の保育料無料、中学校の給食費無料、公立施設の遊び場無料、おむつ定期便(満1才まで)無料、養育費の立替払、面会交流支援等の政策を実施。
明石市において10年連続の人口増加、人口増加率中核市で全国1位、地価7年連続上昇、税収8年連続増加等の実績を挙げた。
令和6年4月株式会社ホリプロに所属。

著書

社会の変え方 日本の政治をあきらめていたすべての人へ (ライツ社、2023) ※読者が選ぶビジネス書グランプリ2024政治・経済部門受賞
子どものまちのつくり方 明石市の挑戦 (明石書店、2019)
少子化対策したら人も街も幸せになったって本当ですか? (KADOKAWA、2023)
政治はケンカだ! 明石市長の12年 (講談社、2023)
「豊かな日本」はこう作れ! “政治ムラ”の常識を覆す (ビジネス社、2023)
日本が滅びる前に 明石モデルがひらく国家の未来 (集英社、2023)
20代をどう生きたらいいのか こんなオッチャンが語ります。 (さくら舎、2023)
10代からの政治塾 子どもも大人も学べる「日本の未来」の作り方 (KADOKAWA、2024)
去り際の美学 (実業之日本社、2024)